ユズは冬至のお風呂に入れることもある、
日本人にはなじみ深いハーブです。
12月の薬湯
お料理に、ユズの皮を飾ったり添えたりすることはよくありますね。
見た目はもちろん、香りもよいため、
お料理全体が1ランク上がるような気がします。
切り方も、
針柚子、千切り、へぎ柚子、松葉切りなど、さまざまあり、
お料理によって変えるあたりが日本人の繊細なところだと思います。
削いで、お料理に添える一番外側の皮は、
外果皮(フラベド)といいます。
さておうちでユズの皮をつかったとき、なかなか丸一個はつかいきれず、
外果皮(フラベド)を削いだこんな状態で、
冷蔵庫に入れてしまったりしませんか。
私はこれをラップにくるんで冷蔵庫に入れたのに、
そのうち使うから~とダメにしたことがありました。
反省し、最近は、なるべく余すことなく活用するようにしています。
ここでは、皮の活用について書いてみます。
この画像のように、必要なだけつかった後のユズでも、
丸々つかっていないユズでも、どちらでもできます。
まずは皮を利用する前に、横半分に切って、果汁を搾りましょう。
果汁を搾ったあと、中袋は取ってしまいましょう。
中袋は、細かく刻んでジャムに入れる方法もあると聞いていますが、
私は今のところやったことがありません。
次に、皮を、内側の白い部分(中果皮とかアルベドといいます)もいっしょに、
1~2㎜くらいにスライスします。
これをはちみつ漬けにします。(トップ画像です)
ハチミツに漬けるときは、
清潔に洗って消毒したジャムなどの空き瓶を利用してもいいし、
100均にも使いやすい瓶が売っています。
注意することは、ユズがハチミツから出ないようにすることです。
(完全に沈める)
空気に触れるとカビるもとになります。
ハチミツがなかったら、お砂糖にまぶしても良いですよ。
私は、キビ砂糖でもつくっています。
これ、漬けてすぐでも美味しいのです。
お漬物を供するように、おしゃれな小皿にとれば、
それだけで箸休めにも使える一品になります^^
また、お漬物を漬けるときに、これを一緒に入れるのをおススメします。
白菜、カブ、大根など・・冬のお野菜によく合います。
私は聖護院大根を、千枚漬けにしたときに入れて、
とても美味しかったです。
皮以外の活用もどうぞ・・↓