薬湯カレンダー

ハーバルバス(薬湯)

薬湯(くすりゆ)って?

「薬湯」は
飲用なら「やくとう」
お風呂なら「くすりゆ」
と読むことが一般的だそうです。

ハーブティー(やくとう)を飲んだり、
ハーブを入れたお風呂(ハーバルバス(くすりゆ))に入ったり、
昔の人が行ってきたことは、
ただ「美味しい」とか「気持ちいい」というだけでなく、
心身の不調を癒すなど、
何らかの効果を期待してやってきたことでした。

ハーブからさまざまな成分を抽出した浸剤・煎剤(*以下参照)を、
体を温めたり、殺菌作用でキレイにしたりといった目的で使ってきたのです。

*浸剤・煎剤
  浸剤(infusion)~ハーブを湯に浸して色・香り・成分を抽出した液
  煎剤(decoction)~ハーブを湯で煮出して色・香り・成分を抽出した液

  煎剤の場合、苦味が出たり成分が強くなることがありますので、
  煎剤を飲用する場合には、医師やアドバイザーの方に相談しましょう。

ハーブティー、ハーバルバスというと、
欧米のものという気がしますが、
これは、古今東西行われてきたことで、
日本にも、ショウガ湯を飲んだり、柚子湯に入ったりと、
昔から根付いた伝統があるのです。
(ショウガや柚子は和のハーブです)

五木八草(ごぼくはっそう)湯

「五木八草(ごぼくはっそう)湯」というコトバがあります。
これは、薬用としてつかわれた植物を入れたお湯をさし、
その種類には諸説あります。

五木(ごぼく)

桑(クワ)、槐(エンジュ)、楮(コウゾ)、楡(ニレ)、
柳(ヤナギ)、桐(キリ)、樗(センダン)、朴(ホオ)、桃(モモ)
などのうちから5種をさすことが多い。

八草(はっそう)

菖蒲(ショウブ)、艾葉(ヨモギの葉)、車前(オオバコ)、
荷葉(ハスの葉)、蒼耳(オナモミ)、忍冬(スイカズラ)、
馬鞭草(クマツヅラ)、繁縷(ハコベ)をいう。
ほかに、胡麻(ゴマ)、芥子(ケシ)、芍薬(シャクヤク)などを入れることも。

薬湯カレンダー

日本には古くから季節に合わせて薬湯(くすりゆ)を行う習慣がありました。

1月 松の葉
2月 大根
3月 ヨモギ
4月 桜
5月 菖蒲
6月 ドクダミ
7月 桃
8月 薄荷
9月 菊
10月 ショウガ
11月 ミカン
12月 柚子

この中でも5月の菖蒲と12月の柚子は、現代でもおなじみですね?

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