ハーブってなに?②

ハーブ・薬膳

★トップ画像は布引ハーブ園で撮影したものです

生きること自体が厳しかった時代には
ごく一部の特権階級以外は
「カッコいい」とか「オシャレ」とか、そういう理由だけで
何かを利用したりつくったりしてはいませんでした。

科学や医学が発達し
現在のような薬品がつくられるようになるまでは
ハーブを「薬草」と呼んで、薬として用いていたのです。

例えば北米原産のエキナセア。このハーブは、北米先住民が万能薬として利用してきました。

画像は花ですが、根に強い効能があるといわれています。
特にガラガラヘビに噛まれたとき
傷口につけたり、根をかじって解毒したといわれます。
またウィルス性疾患など重篤な症状にも用いてきました。

「天然の抗生剤」というニックネームもあるくらいです。

これは当初から科学的に成分を研究したわけではなく
たまたま発見され
仲間内で噂になり
「ガラガラヘビに噛まれたらエキナセア!」
ということが言い伝えられてきたものなのです。

今でもエキナセアは風邪の諸症状にいいとされ
風邪の季節にハーブティーとしてよく飲まれます。

また例えばハーブを束にしたタッジーマッジー。
これは中世ヨーロッパで
病気(悪魔)から身を守るものとしてつくられました。

当時は病気になるのは悪魔の仕業だと考えられていました。
タッジーマッジーには悪魔を追い払う力があると信じられていたのです。
実際にハーブには殺菌作用や抗ウィルス作用をもつものが多くあります。
だから本当に病気よけになったのですね。

清潔ではない人でも病人でも受け入れる教会は
さまざまな病気のクラスターとなる場所でもあったでしょう。
だからミサに出かけるときにタッジーマッジーを持って行ったのです。
そして修道院にはハーブ園もつくられました。
薬局のような役割ももっていたのですね。

現在の私たちはありがたいことに
楽しみとしてハーブを取り入れることができます。

さてどんな楽しみ方があるでしょうか。

料理
ハーブティー
クラフト
手づくりコスメ
セルフケア
ガーデニング
アロマテラピー
 ・
 ・
まだたくさんあります。
ハーブのチカラは無限大な気がしませんか。

動くことのできない植物は
さまざま知恵で生き延びてきました。

何十億年も生きてきた植物と
何十万年しか経っていない人間。

植物は命の大先輩です。
尊敬してその恩恵を受けたいですね。

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