ハーブと聞いてどんなイメージがありますか。
§ バジル、ルッコラ、ミントなど、
香りが強く、洋風の料理につかわれる葉もの。
§ ローズマリー、イタリアンパセリ、ベイリーフなど、
煮込み料理に香りづけにつかわれるスパイシーなもの。
§ カモミール、ハイビスカス、リンデンフラワーなど、
ハーブティーとしてつかわれるもの。
すべて正解です。
ハーブには、確固たる定義はありません。
敢えていうなら、強いていうなら・・
「香り高く人間に有用な植物の総称」
といえるかもしれません。
ハーブと関連するものとしてスパイスがあります。
ハーブとスパイスは何が違うのでしょうか。
実はこちらもさまざまな考え方があります。
§葉や花がハーブ
種子や根はスパイス
§フレッシュなものがハーブ
ドライなものがスパイス
§西洋のものがハーブ
東洋のものがスパイス
どれも間違っていません。
私は特別にスパイスと呼びたいとき以外は、
すべてハーブと位置づけています。
野菜とハーブ、果物とハーブ、
ここも明確な境界線をひくことは困難です。
食材をグルーピングするとき、
どちらにも属するものもたくさんあります。
またハーブは西洋のものというイメージもあるかもしれません。
でも、ネギやショウガ、シソといった和のハーブもあります。
私たちが日常でつかっている薬味や香草のようなものもハーブの仲間なのです。
ハーブって何?②も読んでね。