おしるこ・ぜんざい【鏡開き】

季節の料理

鏡開き

1月11日の鏡開きには、
カチカチになったお供え餅を木槌や手で開いて、
神様のおさがりとしていただきます。

でも今はパックに入っているお供え餅が多いので、
昔のようにカチカチになったりカビたりしているものは、
少ないかもしれませんね。
かく言う我が家もそうです。

でも一応暦に沿ってお供え餅をいただいています。

今年はおしるこでいただきました。

「おしるこ(お汁粉)」と「ぜんざい(善哉)」という呼び名ですが、
地域によって違うそうです。

主に関東では、
つぶあんでもこしあんでも汁気があれば「おしるこ」、
つぶあんで汁気がないものを「ぜんざい」と呼び、
関西では、
こしあんでつくれば「おしるこ」、
つぶあんなら「ぜんざい」と呼ぶことが多いとか。

私は生まれも育ちも東京ですが
この呼び名に関しては関西風の方がしっくりきます。

「おしるこ」のつくりかた

★ここでは「おしるこ」と呼びますが、トップ画像のようなお料理を指しています。

①つぶあんをお湯でのばし、味をみて必要なら塩を加える
②お餅を焼いて①に入れる

おー、簡単っ!^^

つぶあんは、市販のものでもOKですが、自分でつくるとちょっと満足感w
つくりかたはこちらから。

おしるこに塩昆布を添えるわけ

おしるこには塩昆布を添えることが多いですね。
これは味覚のバランスもあるのですが、薬膳的には以下のように考えます。

甘味」というのは「脾」に影響します。
「碑」というのは、薬膳では消化器官全般ととらえるとわかりやすいと思います。
「甘味」をほどほどに摂るのであれば、「碑」に良い影響を与えます。
つまり、消化吸収の働きをを促進してくれるのです。
しかし、なんでもそうですが、過剰に摂るのはよくありません。
おしるこに使われる、もち米、小豆、砂糖はすべて、
「甘味」のグループの食材です。
そのため、そればかりを摂ると胃に負担がかかります。
もちろん肥満にもつながります。

天然塩や昆布は「鹹味」を持ちます。
五味にはそれぞれ性質があり、偏らずに摂ることでバランスをとるのです。
さらには、天然塩や昆布で、ミネラルを補給するという意味もあります。

「昔からの慣習は『カッコいい』とか『かわいい』とか
そういうためではなく、必ず身体のための理由があるのよ」
と以前教わったことがありますが
おしるこ+塩昆布というのもそういうことなのですね。

********

塩昆布を載せる小皿は春を待ちわびて「梅」の柄を選んだのに
湯呑がうっかり紅葉の柄だった・・残念!

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
タイトルとURLをコピーしました