【七十二項】黄鶯睍睆(うぐいす なく)

2022年は、2/9~2/13が「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」の期間です。
(年によって多少のズレが生じます)

立春」の次候、
「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」は、
春を告げる鶯が鳴きはじめる時期です。
2022年は2月9日にこの日を迎えました。

「梅鶯の候(ばいおうのこう)」という時候のあいさつがあります。
二月初旬から三月初旬につかわれます。

梅と鶯は、仲のいいふたつのものや、
調和のとれたものの例えとしてつかわれます。
梅の花の蜜を吸いにやってくる鶯を指しているのですが、
鶯色の鳥は実はメジロで、本来の鶯はもっと地味な灰色をしています。

七十二候の中で「梅」が採用されているのは、
夏の「梅子黄(うめのみきばむ)」というもので、
梅の花に関するものはありません。
しかし「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」という表現が、
梅の開花のことも表しているのです。

梅の話をもう少し。

「令和」という元号の出典は、日本最古の歌集「万葉集」の
「梅花(うめのはな)の歌三十二首」だそうで、
以下の序文から引用したといいます。

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、
 梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」

 古くから梅は春を知らせる花として好まれていたのですね。

★ステキな文字は
 アート書家・堀内景子さん
 の作品です。

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